第 13 章「革命機関紙」
第 02 節「あとがき」
今年も生命の故郷である、鎌倉の由比ガ浜へ行くことができた。
今日のこの日もまた、由比ガ浜へ行こうと考えていた。
それが不思議にも、北へ、多摩川を越えていく。
「革命機関紙」を自ら書いたことはあっても、他人が書いた機関紙を自ら配ることになろうとは。
通常、土曜なら配達を控えて、多摩川を越えようと思わない。
しかし今日は金曜だ。
「山の日」に、「霊鷲山会」を目指して行く。
生命の海から、生命の山へ。
そしてまた、生命の海へ行けばよい。
品川駅のホームは、京浜東北線を降りた向かいが、渋谷・新宿方面行きになっている。
コロナ前、このホームで大勢の、ほとんどの乗客が階段を登り降りして、隣のホームから渋谷方面へ乗り換えたものだ。
北行はここまで、全て「右側」のドアが開く。
「左側」のドアの前にいれば、品川駅で初めてドアが開くことになる。
帰りは渋谷で降りて、東横線で下ってみようと思う。
2023 年 08 月 11 日 (金) 京浜東北線の車中にて