第 11 章「究極の魔法」の詩

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千差万別の人間生命に
本来、八葉蓮華の妙法が
無始無終の久遠より
開花の時を待っていた

時は訪れ
彼は歩みを開始する

幾多の試練に挑戦し
朽ちず
破れることなく
人間としての真価を
生まれてきたことの意味を
現実社会の中
この広い世界の中に
ただ厳然と打ち立てるのだ

さあ歩みを開始しよう･･･！！

君も私も
自身の内なる妙法を
讃え広めることによって
大地を潤し
天上の音楽を奏でゆくのだ

この歩みが
四季を織り成し
昼夜を分かち
星星に瞬きを
与えることになるからだ

東の空
世界の中心に太陽が見える
私たちの生命にもまた
力強い陽が昇りゆく

君の行く所
私の行く所
光輝に満たされ
無数の悪魔たちを退散させ
人間生命の陽光が
燦々と降り注ぐ

その世界こそ
私の夢見る世界であり
君が待望する世界であると
私は固く信じている

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