The story of "LIFE"

第 04 章「開戦」
第 03 節「人生の師」

第 12 話
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「銃器を搭載しているんじゃあ、それこそ背を向けたりできないわね、ファラ君。」
「右の、シールドのやつをお願いしてもいいですか?」
「うん。」

左の機体は飛び道具を持っていないので後回しだ。
ルアーズにロニネをかけて、右の機体を引き受けてもらおう。

まずは腕にミサイルを積んでいる、真ん中のロボットを潰すのがいい。

ファラがロニネを張って突進した。
右腕のミサイルは先に王国の機械兵を撃ってしまっているので、今度は左腕の砲口をこちらに向けてきた。

「その小さな盾ではミサイルは防げない!」

ルアーズの相手は、シールドと砲銃を持っている。
あまり長い時間、彼女に任せておくのは危険である。

ファラは中央の機体が砲口を差し向けるとすぐに自分のロニネを解き、鋼剣コランダムを発射間際のミサイル目掛けて突っ込んだ。
すぐにロニネを張り直し、大爆発が起きた。

本体は胴まで飛び散ってしまい、戦闘不能の状態に陥っている。
両側の機体も巻き添えを食ったようだ。

しかしこのダメージによって、残る2機は「警戒モード」から「緊急戦闘モード」に切り替わった。
コランダムを拾い、ファラは素早くルアーズとシールド機体の間に入った。

「ミサイルの連射はできないでしょう。
とりあえず一発、こらえます。
爆風はロニネでかわして。
この魔石『メヌゼウム』で砲撃を受けてみます。」

ボーーン、という発射の音がして、ファラの小盾インブルにミサイルが直撃した。

ファラは後ろに飛ばされて、しりもちをついた。
ロニネが爆風からルアーズを守ったので、彼女は衝撃も受けない。

もわもわと硝煙が拡散して、弾を撃った機体の腕が吹き飛んでいるのが見えた。
ファラの盾に付けられた魔石が、ミサイルの威力を跳ね返したらしい。

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