The story of "LIFE"
第 04 章「開戦」の詩
戻る 次へ
剣閃犇(ひしめ)く城郭に
闇と光を駆け抜けて
絶え絶えし灯の再興と
幼き面影、
秘(ひ)し誓願(ちかい)

追撃の手をゆるめじと
手にした剣は
無刃刀(むじんとう)

人には刀背打(みねう)ち、魔を両断
邪心滅する剣撃強打

「もはや敵(あだ)為す意味もなし」
「彼(か)の戦陣に加わらむ」

千の狐狼も、はや味方

戦上手の賦(ふ)を賜(たま)い
誉(ほま)れの一騎当千に
民与(よ)す冠の、名は《常勝》
戻る 次へ
(c)1999-2024 Katsumasa Kawada.
All Rights Reserved.