The story of "LIFE"
第 04 章「開戦」の詩
剣閃犇(ひしめ)く城郭に
闇と光を駆け抜けて
絶え絶えし灯の再興と
幼き面影、
秘(ひ)し誓願(ちかい)
追撃の手をゆるめじと
手にした剣は
無刃刀(むじんとう)
人には刀背打(みねう)ち、魔を両断
邪心滅する剣撃強打
「もはや敵(あだ)為す意味もなし」
「彼(か)の戦陣に加わらむ」
千の狐狼も、はや味方
戦上手の賦(ふ)を賜(たま)い
誉(ほま)れの一騎当千に
民与(よ)す冠の、名は《常勝》
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